「モバゲー」のDeNA、初の下方修正 アバターと広告の失速続く ビジネス-最新ニュース:IT-PLUS.
「モ
バゲー」のDeNA、初の下方修正 アバターと広告の失速続く <拡大>
会見する南場智子社長
携帯サイト「モバゲータウン」を運営するディー・エヌ・エー(DeNA)は28日、2009年3月期の業績予想を下方修正すると発表した。連結営業利益
は従来予想を30億円下回り、前期比15%増の145億円にとどまる。利益率が高いアバター(ネット上の分身)の販売や成果報酬型広告の減少が続く。同社
が業績予想を下方修正するのは2005年2月の上場以来初めて。四半期ベースでの売上高は2四半期連続で減少しており、これまでの高成長にブレーキがか
かってきた。
同日発表した2008年4−9月期の連結決算は営業利益が前年同期比63%増の77億円だった。大幅な増益は確保したが、期初予想に対しては約8億円下
回った。主力のモバゲータウンの会員数は9月末で1164万人と1年前から421万人増えたが、1人あたりのページビューは減少傾向にある。
サービス開始から、たったの2年3ヶ月で1000万人超の会員獲得を成し遂げたモバゲータウン。以前とある理由で、月次で公表されるIR資料をベースに新規会員獲得のペースを時系列で調べたところでは、1000万人を超えたあたりから成長のペースは鈍化しはじめ、直近の3ヶ月と、その前の3ヶ月の純増数を比較した場合では、08年の7月の段階で既に100%割れだったのですね。
今回の場合、既存会員のアバター購入と一人あたりのPVといういずれも、会員のアクティビティに依存する数値にダウントレンドが出ているわけで、新規会員の純増数が鈍化からマイナスに転じている流れからすると、乗算でその影響はありそうです。
もちろん、単一のプロダクトで成長の限界がいつか来ることは誰にでも予想がつきます。
DeNAも、既にモバゲーにおける新たな収益源の確保、新規事業など行われている様子ですが、次のビジネスの芽が出るまでの間は時間との勝負が続きそうです。今回は、それゆえの下方修正なのでしょうね。
個人的には、あまたある社長ブログの中でもダントツで一番面白いブログを書いている南場社長なので、影ながら応援させていただきたいと思ってますし、急成長の後に、事業の継続的な成長をいかに実現するかという視点で、リアルタイムの参考事例とさせていただきたいと思っていたりもします。
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