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    « October 2007 | Main | December 2007 »

    Posts from November 2007

    Nov 18, 2007

    週末、久しぶりに北海道へ

    20071117085204 Media Shakersのメンバーの結婚式を口実に、U田さんと金曜日から2泊3日で札幌へ。入念な事前取材を元に、昼に夜に忙しく動き回ってまいりました。

    まず、到着初日の夜はザ・ウィンザーホテル洞爺リゾートから独立された渡邉雅史さんが親方を務める すし 田なべ へ。長ーいススキノの夜を考えると、最初は日本酒は控えめにしておきましょうねなんていう心積もりはあっという間に霧散し、ただひたすら旨い旨いといいながら酒肴をつまみ杯を空けたのでした。やっぱり北海道の魚介は美味しいですな。

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    Nov 11, 2007

    米ディズニー、MVNOで日本市場参入

    本日の日経朝刊の報道。米国での市場参入から2年余り。消費者向けのMVNOの本命がついに来た。
    clipped from it.nikkei.co.jp

     米娯楽大手ウォルト・ディズニーは来春をめどに日本の携帯電話市場に参入する。既存の通信会社から通信網を借りてサービスを手がけるMVNO(仮想移動体通信事業者)という手法を使う計画で、ソフトバンクモバイルから回線を借りる。インターネット接続大手のインターネットイニシアティブ(IIJ)もNTTドコモと組んで参入する計画。異業者が新手法で参入することで携帯市場の寡占が崩れて競争が激化、消費者にとって端末やサービスの選択肢が広がる。

     ディズニー日本法人とソフトバンクは携帯電話事業での包括提携で大筋合意した。ディズニーが通信網を借り、全国で一般消費者向けの携帯電話サービスを始める。ソフトバンクと専用端末を共同開発して携帯メーカーに製造委託。ソフトバンクの全国2400店の販売店網で売る。利用者は販売店に出向き、ディズニーと契約を結ぶ。

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    総務省の主催する「モバイルビジネス研究会」の最終報告書(pdf)にも、携帯電話市場をいかにデザインしようとしているのか、その政策的な意図が現れていますが、コンシューマー向けのサービスとして最初にそれを体現するのが外資大手ってのはなんとも。

    国内の関連事業者にとっても、IIJや日本通信などによる企業向けの通信サービスのみならず、メディア・コンテンツ業界のプレーヤーとしてもチャンスが多い領域だけに、今後、具体的に参入を検討する企業も増えるのではなかろうかと。

    Nov 10, 2007

    The End of Advertising

    衝撃的なタイトルが目を引く IBM Global Business Services のレポート、" The end of advertising as we know it (pdf) "。

    これを執筆したチームは、06年3月にも" The end of TV as we know it " と、TV業界に関するレポートを発行している様子ですので、よっぽど他所の業界に終わりを宣言するのが大好きなのかもしれません。IBMは、メディア企業 自身や広告主の立場にある企業に対して、更なるIT投資を促したいポジションにあり、コンサルタントの言うことには、大なり小なり狼少年的な内容が含まれることを差し引 いても、このレポートの内容は一読に値します。

    後ほど、感想を追記してみようかと思います。

    clipped from www-03.ibm.com

    Traditional advertising players risk major revenue declines as budgets shift rapidly to new, interactive formats, which are expected to grow at nearly five times that of traditional advertising. To survive in this new reality, broadcasters must change their mass audience mind-set to cater to niche consumer segments, and distributors need to deliver targeted, interactive advertising for a range of multimedia devices. Advertising agencies must experiment creatively, become brokers of consumer insights, and guide allocation of advertising dollars amid exploding choices. All players must adapt to a world where advertising inventory is increasingly bought and sold in open exchanges vs. traditional channels.

      blog it

    Link: IBM - The end of advertising as we know it.

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    Nov 01, 2007

    disaboom.com ハンディキャップドのための情報コミュニティ

    disaboom.com は、ハンディキャップド向けの情報コミュニティー。ヘルスケア関連の情報とニュースを取り扱うほか、サイトを通じて様々な社会参加(就職からデートまで)のきっかけを得ることをミッションとしている。NYTimes の記事タイトル "Web Marketing to a Segment Too Big to Be a Niche" どおり、ニッチと割り切ってしまうにはあまりにも大きいターゲット・セグメントであり、その社会的な役割ばかりではなく、広告メディアとしての可能性も大きい。

    ネットの普及率の高まりと共に、ニッチメディアの存在感も次第に大きくなってくる。マス媒体では効率的にリーチすることが出来ないために、従来 SEM やダイレクトマーケティング的な手法に依存していた広告主にとっても、潜在的なターゲットを顕在化させるための手段として、新たな選択肢となるであろう。それぞれのカテゴリーの中でのユーザーと広告クライアントを獲得するための競争が、消費者の様々なライフスタイルをサポートする情報メディアとサービスの質を高めていくこととなる。

    clipped from www.nytimes.com

    ALTHOUGH 50 million people in the United States have some form of physical or mental disability, they spend money just as easily as others. But there are few efficient ways for advertisers to reach them, and that’s what a new Web site, Disaboom.com, hopes to change.

          

    Disaboom is the brainchild of J. Glen House, who graduated from medical school after becoming a quadriplegic as a result of a skiing accident at 20. The site combines the social-networking features of Web sites like Facebook with information of interest to its constituency: medical news, career advice, dating resources and travel tips.

    Disaboom.com went live Oct. 1 and hopes to attract more than a million unique visitors each month by the end of February and to double that over the next year. Mr. House and his investors took the company public in May, listing it on the Over the Counter Bulletin Board securities market.

      blog it

    Link: Transforming the way people living with disabilities communicate, share, and grow - Disaboom.

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    Music

    • Chaka Kahn - Foolish Fool

      Foolish Fool
      Chaka Kahn: Funk This

      チャカ・カーンのアルバム、久しぶりのオリジナルアルバムのリリースのようですが、ハイ・トーン・ボーカルは衰え知らずで迫力満点。ジャム&ルイスがプロデュースを担当してますが、70'sのソウル・ファンクの雰囲気が色濃くて、彼女にとっては原点回帰っぽい作風か。プリンス“Sign 'O' The Times”、ジミ・ヘンドリックス“Castles Made Of Sand”など、カバー曲もよくフィットしております。

    • Thievery Corporation -

      Thievery Corporation: Versions
      Washington DCをベースに活躍するベテランDJユニット Thievery Corpのリミックス集、2006年リリース。Sultan Khan、The Doors からAstrud Gilberto を経て Sarah McLachlan まで、いったいどんな仕事選びの基準ですかってくらい、幅広い音楽を彼ら流儀で Dub で Downtempo で Chillout でありつつ、エキサイティングなTrip-Hop に換骨奪胎する逞しさは実力の賜物か。こっち方面としては久々のお気に入り。

    • MIKA - Grace Kelly

      Grace Kelly
      MIKA: Life in Cartoon Motion

      レバノン出身のロンドンをベースに活躍する男性シンガーMIKAのデビューアルバム。“Grace Kelly”は英国を中心に欧州各国ではかなり大ヒットした模様。音域の広さも、オペラの経験があったりするバックグラウンドも含めて、確かにフレディの再来を感じさせるのですが、アルバムで表現されているポップセンスの引き出しの豊かさは、単なるフォロワーとは異なる可能性を感じます。最近のUKポップシーンは、タレントぞろいで豊作ですね。

    • My Chemical Romance - Welcome To The Black Parade

      Welcome To The Black Parade
      My Chemical Romance: The Black Parade

      なんとなくティーン向けのバンドっぽいチャラチャラした印象があったので、何気にスルーしていたMy Chemiですが、この1枚は往年のロック名盤のようにキッチリとしたコンセプトアルバムです。雰囲気的にはQUEENがZiggy Stardustを演奏した感じなんていったら褒めすぎかしら。いずれにしろ子供たちだけのお楽しみにしておくのはもったいない感じ。
      歌詞はけっこうドスンと暗いので、ドライブ向きな雰囲気では無いですけど、大音量で楽しむとロックな気分が満喫できますぜ。

    • 4hero - Morning Child

      Morning Child
      4hero: Play with the changes

      UKクラブシーンのベテラン4heroのなんと6年ぶりの新作。長いブランクを全く感じさせないのは、それぞれのプロジェクトで一線で活躍を続けていたからかも。変わらない4hero節はホントに素晴らしいく、豪華で多彩なゲストボーカル陣、流麗なストリングス・アレンジ、ジャズっぽくシンコペーションするサイドシンバルなど、華やかで盛り上がっちゃう要素が満載です。

    Books

    • 高山 文彦: エレクトラ―中上健次の生涯

      高山 文彦: エレクトラ―中上健次の生涯
      中上健次の評伝。作家と編集者の関係性を軸にしながら、作家自身の複雑な背景と作品とのコンテキストを明らかにしていく。10代の頃に、ただただ圧倒されて読んだ中上作品の背景を知り、改めて「岬」や「枯木灘」などを読み返してみると、そのコンテンツとしての印象も、より深く重いものになったと思う。

    • ジョン・アーヴィング: また会う日まで 上

      ジョン・アーヴィング: また会う日まで 上
      いや、長ーい。ある種の忍耐力を試されるような長さ。幼少期~少年期~青年期のスピード感の変化は、実際の人の記憶とシンクロしているような、紙幅の使い方。実は、計算された演出のうちの一つなんだよね、ということが読後にわかります。やるな老作家。だからこそ、下巻まで頑張って通読しましょうぜ。個人的には、アーヴィングの本の中では、ガープ以降で最も好き。なんか、真実の多面性と親子関係の奥深さについて改めて考えさせられます。よって、子供はある程度大人になるまで読んじゃダメ、絶対。

    • デイヴィット ハルバースタム: ファイアハウス

      デイヴィット ハルバースタム: ファイアハウス
      September 11で犠牲になった消防士のお話。通俗的なお涙頂戴のお話にならないのは、デイヴィット ハルバースタムの“事実をして語らしむ”手法があるから。日常の何の気ないエピソードの連続から、特殊な共同体としてのNYの消防署の生活の様が語られます。そこにある、温かな日常、家族や仲間との親しい交わりは、職業としてチームとしてなんら飾りや偽りのない関係性を求められていた彼らとしては当然あるべき姿だったのかもしれません。
      彼らの多くがアイルランド系のカトリックという背景については、そもそも、この本を読んでみるきっかけとなった映画“Ladder 49”にも重要な伏線として出てきますが、元々が移民からなる米国の多層的な社会を理解するには、正直もう少し時間がかかりそうです。

    • 福岡 伸一: 生物と無生物のあいだ

      福岡 伸一: 生物と無生物のあいだ
      著者の福岡伸一氏は分子生物学者。ワトソンとクリックによるDNAの二重らせん構造の発見以来、分子生物学の進化はめまぐるしい。それらの流れを追体験しながら動的平衡論にたどり着く頃には、生命の本質に対する謎解きに自身も参加しているような気分になる。
      海外の研究機関の研究者としての日常や、最先端の研究成果を巡る世界の研究者との競争を巡る心理もキッチリと描かれミステリー小説を読んでいるかのようです。生命と自然に対する畏敬の念が現れた、エピローグも素晴らしい。

    • 佐藤 賢一: 英仏百年戦争

      佐藤 賢一: 英仏百年戦争
      14世紀から15世紀にかけての英仏百年戦争は、二国間の争いというよりフランスの内戦としての意味合いで語るべきだ、という認識の土台に立って、黒太子エドワードやジャンヌ・ダルクなどの時代を語る。西洋歴史小説の名手が書き手ということもあって、ヨーロッパ史に詳しくない方でも楽しめる内容かと思われます。