Steve Jobs、魔法の王国へ
なんだか、ワクワクします。ディズニーがピクサーを株式交換で買収することによって、ジョブスはディズニーの個人最大株主となると同時に、取締役会メンバーになるそうです。
前任のCEOマイケル・アイズナーとジョブスの確執については、比較的、最近のキャリアについても仔細に記述されている「スティーブ・ジョブズ-偶像復活」の中で、独立した一章(第12章:巨人の衝突)が割かれるほどのドラマチックな泥仕合。アイズナーは結局ピクサーとの契約問題のハンドリングをミスった結果もあって、予定より1年早くCEOの座を追われることになりました。現CEOのボブ・アイガーになって以降、急速に進展した両社の関係修復の帰結が、この買収なのかもしれません。
Link: 米ディズニーが米ピクサーを約74億ドルで買収へ、ジョブズ氏はディズニー取締役に.
米ウォルト・ディズニーは2006年1月24日に、コンピュータ・アニメーション制作の米ピクサーを買収することで両社が合意に達したと発表した。取引は夏までに完了する予定で、株式交換方式で行う。
合意のもと、ディズニーはピクサーの株式1株につき自社の株式2.3株を発行する。買収総額は74億ドルにのぼる見込み。
ピクサーの代表作には、「Toy Story(トイ・ストーリー)」「Toy Story 2(トイ・ストーリー2)」「A Bug's Life(バグズ・ライフ)」「Monsters, Inc(モスターズ・インク)」「Finding Nemo(ファインディング・ニモ)」「The Incredibles(Mr.インクレディブル)」などがある。
「ピクサーの創造力と技術力に優れたリソースと、ディズニーが抱える世界規模の家庭向けエンターテインメントやテーマ・パークなどのフランチャイズを組み合わせることで、ディズニーの全事業にわたって将来の成長を促進できるクリエイティブな産物と技術革新が登場する可能性が広がる」(ディズニー)
蜜月は、ディズニーとピクサーの関係にとどまらず、アップルにとってもディズニーはすでに重要なパートナーとなっています。2005年10月にアップルがビデオ再生に対応したiPodとiTunes 6を発表し、ビデオ配信事業に進出た際に、Disneyは傘下ABCの人気番組、「Desperate Housewives」や「Lost」などをiTunes Music Storeに供給を約束。いち早く協力的な姿勢を明らかにして、その後の業界動向を決定付けています。
コンテンツ産業の巨人の中枢に入り込んだスティーブ・ジョブス。アップル、ピクサー、そしてディズニーへ。新しい伝記がもう一冊必要になるくらい、面白いことに取り組んでくれると期待したいです。一人の消費者としては、ディズニーがすでに参入を表明しているMVNOサービスあたりを入り口にした、携帯電話やリビングに置かれる端末とWebサービスを上手に融合したエンターテインメント・コンテンツ・サービスの開発が、ジョブスのリーダーシップにより一気に加速するなどという展開に発展してくれると興味深いと思います。
東洋経済新報社 (2005/11/05)

デジタル音楽流通の新しい地平を切り開くアップル。ついにココまで来てしまいました。ジョブスが復帰した後、コンピュータ専業メーカーだったころのアップルでは絶対に考えられない流通施策です。初代iMacのデビュー時を考えたら、ありえない決断でしょう。
うぉ〜、面白くなってきた。順当に行けば、僕の年初の


BBC Newsによると、今年後半に発売されるソニー製のデジタル・ミュージック・プレイヤーの新製品で、MP3フォーマットのオーディオ・ファイルを再生可能にするとのこと。従来は、独自フォーマットであるATRACにこだわりを持っていたソニーだが、アップルのiPodをキャッチアップする戦略のなかで、大きな路線変更をした事となる。
デジタル・ミュージックの提供者としてiPodで一定のシェアを獲得したアップルは、市場をstranglehold(by NYTimes)しつつも、競合事業者のチャレンジを受けている。
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