フィードリーダーをターゲットにした広告サービス2題。今までのところ、少なくとも先行している事例を見るかぎり、あんまりスマートな物はないですね。バナー広告やオプト・イン・メールのアナロジーじゃない方法論がありそうですけど...。
Feedster が、近くカスタムの XML フィードに広告掲載(japan.internet.com)
ライフメディア、RSSリーダーに広告を配信するサービス(BroadBand Watch)
最近見た中では、The Industry StandardのこのFeedにおける広告などは最悪です。個別記事に一つの画像ファイルへのリンクが含まれていますが、フィードの中身を見るかぎりダブルクリックの広告配信サーバーから単純に画像が引用されているのみで、アーティクルとのコンテキストとか、記事への反応とか学習して広告を制御しているのかどうかは不明ですが、多分やってないと思われます。(少なくともバナーの種類は少なく、バリエーションもないけど...)
最悪なのは、記事の内容にアップデートがなくても、タイムスタンプを頻繁に変更して広告配信数を稼ごうとするダメダメな態度。非常に、頭悪い感じです。自らやってることの可能性を否定してます。
では、どんなモデルがあるのか...。やはり、広告料金モデルの変更にカギがありそうな。そもそも消費者側から見て、情報として価値のない広告って存在意義あるのか?という根本的な疑問に立ち返るべきかと。
RSS広告ネットワーク成立の要件[渡辺聡・情報化社会の航海図]
森下仁丹歴史博物館
ライフメディアとニフティの共同セミナー「RSSから始まる!次世代インターネットマーケティング」の様子が記事になっています。
ニフティ伊藤氏講演「RSSはメール、ブラウザの次なる存在に」(BroadBand Watch)
Posted by: T.Kanno | Aug 25, 2004 at 12:55